新居編。
タワマン住まいがこの作品のアイデンティティみたいな感じになってるので(いやそこは当初一切狙ってなかったんですけど…当たり前のように匠はタワマンに住んでるだろう、と…)もうずっとここに住み続けていくんだろうと思ってたのですが、またタワマンに引っ越すならありなんじゃないかと。
ちなみに建築士なら自分の設計した家に住んでるんじゃないかってツッコミも入りそうですが、そこは切り離して考えている匠らしいところだなと私は思っています。
ついに婚姻届を提出しました。
この形は前々から構想がありまして、なんならこのラストが描きたくて41話(11巻冒頭)からはここに向かって走ってきました。
そのために登場したと言っても過言ではない吉田くん。
彼を描くのはとても楽しかったし、自分にとっても大事なキャラクターの1人になりました。
本当にお疲れ様でした。
とはいえまだまだ登場の可能性は大いにありますが。(2人の関係を揺さぶるという形ではなくね)
少女漫画でいうヒーローは絶対なんですけど、「結婚」となるとこの2人の場合には当てはまらないなあと思い、改めてヒーロー像について考えました。
匠はずっと八重のヒーローになりたくて、でもなれなくて。
吉田は自分がヒーローになれる、してくれる八重が好きで。
だけどそれ以上の関係を望むならヒーローの幻想を壊してしまうことになる。
その関係を壊せない、壊したくないと願い、最後にヒーローとして全うすることで彼は自分の恋のハッピーエンドを自分でメイクしたんじゃないかなと思います。
これを機に自分が肩肘張ってヒーローにならなくてもいい関係を築いていってくれたらいいな。
相手が誰とは言わないけど笑